49回全国歯科大学同窓・校友会懇話会に出席して

同窓会会長 神田正一

 
  日 時:平成
15426日(土)午後230分〜5

  場 所:ホテルグランドパレス

  当番校:日本歯科大学

 

49回全国歯科大学同窓・校友会懇話会が、日本歯科大学の主催により、東京のホテルグランドパレスにて開催されました。多和田副会長と2人で出席し、会の進め方、時間配分、協議の発言について、又、懇親会の様子等、次回の我々の開催に向けて視察して来ました。

 さて、会議は次第に従い、開会の辞、当番校会長の挨拶があり、来賓の臼田貞夫日歯会長、中原爽参議院議員の挨拶がありました。今回は、日歯役員が改選されたため、新井専務理事他、8名の日歯理事が来賓として出席されました。

 続いて、特別講演に移り、中原泉日本歯科大学理事長・学長が、「歯科大学・歯学部は今」と題され、約70分の講演を行われました。講演内容は、歯科大学の現状について、国立・私立問わずに厳しい運営が強いられており、10年後にはこの29歯科大学・歯学部が全部残っている事はないだろうとの事、国立大学においては迫っている独立行政法人化に伴い、ランク付けがなされ、統廃合が行われるのではないか、又、私立大学も大学内の機構改革がなされなければ淘汰されて行くだろうと話されました。そして、日本歯科大学についての改革を示されました。学生の教官への評価を徹底し、それをフィードバックする、第3者による評価を点数化して提示する、又、臨床・教育・研究の役割を明確化する、附属病院の診療科の改革、等、様々な改革を実行している事を話されました。我々新潟大学歯学部附属病院のスライドも出てきて、新潟市を例に取り、生き残りへの現状が示されました。我々にとって身近な話であり、興味深く、又、身を引き締めて聞いて来ました。

 その後、協議に移り、次々期当番校に広島大学歯学部が選出され、次期当番校として私が、1115日(土)に新潟市にて第50回の全歯懇を開催する旨挨拶してまいりました。協議はいつものように何も出ず、そのまま閉会となりました。毎回の事ですが、何とか協議の場において少し発言できる雰囲気が出来ればと思い、我々が当番となる次回にはこれを課題としたいと感じて来ました。来年からは年一回の開催となりますので、一番大切な協議で各同窓会が身近な問題からでも発言し、討議され、それが各同窓会にとって少しでも役に立つようになればと思われます。中々難しい問題もありますが、次回我々で努力してみようと思っております。

全国歯科大学同窓・校友会懇話会次第

1.開会の辞      日本歯科大学校友会副会長  辻塚慶二

2.当番校会長挨拶   日本歯科大学校友会会長   光安一夫

3.来賓挨拶      日本歯科医師会会長     臼田貞夫

            参議院議員         中原 爽

4.来賓紹介

5.出席者紹介

6.特別講演   座長  日本歯科大学校友会会長  光安一夫

     「歯科大学・歯学部は今」

         講師  日本歯科大学理事長・学長  中原泉

7.協議

     議長選出

     議題  1)次々期当番校選出

         2)その他

8.次期当番校挨拶           新潟大学歯学部同窓会 

9.閉会の辞      日本歯科大学校友会副会長  吉田清幸