2003年度・歯学部6年生進路相談会・懇親会開催される

日時:2003年7月18日(金)午後 7:00から

場所:新潟大学歯学部大会議室

渉外理事 斉藤 功(14期)

歯学部6年生を対象とした、2003年度進路相談会・懇親会が上記の日程で開催された。当日は、6年生48名、同窓会から三役、理事10名(神田会長、多和田副会長、宮野副会長、深町専務理事、峯尾・齋藤渉外担当理事、上路総務理事、櫻井・佐藤・野内学術理事)の参加を得て行われた。宮野副会長による開会の辞につづいて、神田会長から、学生時代には同窓会 OBと交流する機会が少ないことから将来の進路を決める際の指針の一つになればとの思いからこの会を企画しているので是非有意義に使ってもらいたい、との挨拶があった。

次にビールで乾杯した後、野内学術理事の進行で、山形県鼠ヶ関で開業している番場一郎先生(本学20期)からアドヴァイスを兼ねて卒後、開業するまでの体験談をお話しいただいた。番場先生は、予防歯科研修医、新潟県内開業医勤務、鼠ヶ関にて開業と多彩な経歴を有し、ユニークな語り口で、また学生に対する事前アンケートでもいろいろな経験を持つ先生のお話を聞きたいとの要望にも合致したことから学生も熱心に聞き入っていた。

その後、深町専務理事から、各地に同窓会支部があり卒後の就職、開業などについて親身になって相談に応じてくれるが、処遇決定後の連絡も必ずするようにとの話があった。続いて、各理事から自己紹介を兼ねて一言ずつお話しいただいた。近未来を憂うのもやむを得ないことではあるができるだけ将来の目標を定めて進路を選択して欲しい、めでたく歯科医師になった後は自分の力を信じ、また多くの職種の方々とのつきあいを大切にして欲しい、など貴重なご意見をいただいた。

以後、学生との懇親会へと移行していったが、丁度夏休み前で学生にとって進路決定の重要な時期でもあることから、各自時間を忘れて様々な質問をしながら先生方の話に耳を傾けていた。話は尽きないようであったが、時間も午後9:30を回ったことから、多和田副会長による閉会の辞でお開きとなった。

なお、当日の準備にあたっては、佐藤(五十嵐)直子学術委員をはじめ、大学の医局にいる5名の先生方にお手伝いいただいた。この場をお借りして厚くお礼申し上げます。