平成15年度同窓会総会を終えて

副会長 宮野 正美

    日時:平成15年4月19日(土)午後1230分〜

    場所:歯学部第一講義室

 

 週の初めには満開だった新潟市内の桜も、すっかり葉桜となった小雨混じりの週末土曜日、平成15年度の同窓会総会が約25名ほどの会員、役員の出席のもと、開催されました。

 2回生の長谷川裕亮総務理事が議長となり、神田正一会長の挨拶で開始されました。会長はその中で「33期生の卒業生が加わり、同窓会は1800名近い大きな組織となった。組織が大きくなるに従い、会に対する意識の違いを感じるところであるが、会員の皆様に少しでも役に立つ同窓会でありたい。」と述べられております。年4回の理事会、年2回の評議会においても、役に立つ事業、情報提供を念頭に入れ事業執行にあたっています。会員の皆様のご理解を賜りますようお願い申し上げます。

 14年度事業の中では特に、「病診連携、母校との連携を考える体験セミナー」が好評だったこと、147月に開催された支部長会議(詳細は同窓会誌第23号報告をご覧下さい。)での各支部との情報交換が会員の移動の把握、未納会費の納入に役立ったことがあげられます。会員の先生方のニーズを汲み取り、連携を密にすることが事業の活性化に一番であることが再認識されたことでした。

 15年度事業においては、特に、同窓会HPの充実、メールマガジンの配布、会費長期未納者対策、全歯懇・国歯協主管があげられます。

 HP,メールマガジンともに会員の皆様には出来るだけ即効性のある情報提供を行える様、努めてまいります。但し、現在のところ、予算上外部委託ではなく、担当理事の尽力によるものであることをご理解いただきますようお願い致します。

 会費長期未納会員対策は、従来の督促ではなく、3年間分の未納会費および今年度会費の計20,000円を納入いただければ、会誌や学術情報等の印刷物の発送を再開し、一度切れた同窓会との絆を復活させていただくための方策です。該当する方がいましたら、一言お声がけいただければ幸いです。(納入いただく未納分3年間以外を免除するものではありません。)

 今年1115日、16日に本会が主管する全歯懇・国歯協については、会誌等で事後報告させていただくことになると思います。

 同窓会総会後に歯学会特別講演があるため、限られた時間内で総会を運営するよう、事業報告や事業計画は深町専務理事から一括して説明がありましたが、時間内には終わることが出来ませんでした。総会運営上の反省点として次回は改善する必要を感じました。

 以上、慎重審議の上、14年度決算、15年度事業案・予算案が満場一致で承認されました。

 組織内の年齢差が親子ほどの開きが生じ、その差は拡大する一方です。会員と執行部、会員間の意思の疎通が一層必要となってきています。組織を維持する上での帰属意識、共通基盤は何かを模索しながら事業執行にあたる必要があるでしょう。皆様のご理解、ご協力ならびに積極的なる同窓会活動への参加をお願い申し上げます。