「歯学部6年生と同窓会との交流会」開催される
渉外担当理事 飯田明彦(18期生)
毎年7月に「6年生に進路をアドバイスする会」を開催していましたが、来年から臨床研修が必修化となるため、学生の進路にこれまでのような多様性がなくなるため会のあり方を渉外担当役員で検討しました。その結果、

1.長期的にみれば、同じようなアドバイスは必要かつ有用なものであるが、そのやり方、対象(学生and/or研修医)や時期  については、研修医制度そのものが現時点では不透明なところが多く、次年度以降検討する。

2.進路アドバイスは別として、同窓会が学生と懇親を深め、同窓生としての意識を共有する機会は持ち続けたい。

という結論に達し、本年度は「歯学部6年生と同窓会との交流会」という名称に変えて例年までと同様のビアパーティーを開催することとしました.人員の都合によりいつもの金曜日ではなく、720日(水曜日)に歯学部大会議室で開催しました。同窓会側からは多和田会長、宮野副会長、鈴木副会長、成田専務理事を始め、学内理事らが参加し、学生は、例年に比べると少ないものの約25名の参加を得ました。 例年、野内理事から行われる、同窓生の就職動向、同窓生の全国分布、新潟県・市における歯科医師数調査結果などの報告は、野内理事が欠席であったためその資料を用い鈴木副会長からなされ(写真1)、その後多和田会長のあいさつ(写真23)、宮野副会長による乾杯(写真4)へと移っていきました。 学生にとっては、来年どこで研修を行いたいかという希望を出す前の時期で、1年の研修期間が終了したあとにどのような進路が待っているのかもわからない状態で、同窓会側の話は少し遠いものとして写ったようです。しかし、アルコールが入ると同窓会側と学生が少しずつうちとけはじめ、なごやかな雰囲気で会が進行しました。今後は、「進路をアドバイスする会」のあり方を検討していく必要があるかとも思いますが、いずれにしても普段あまり接することのない同窓会と、卒業を間近に控え近々同窓会に入会する学生との親睦会は有意義なものといえ、何らかの形でこのような会を継続していくべきと思いました。