歯学部同窓会支部長会議報告

同窓会副会長 宮野正美

日時:平成17年7月2日(土)午後5時〜7時

場所:新潟市 ホテルイタリア軒5F「弥彦」

出席者:大学 山田好秋歯学部長、宮崎秀夫医歯学総合病院副病院長、魚島勝美医歯学総合病院歯科総合診療部教授

    支部 永木修二(茨城)、鈴木廣(群馬)、早川裕(神奈川)、長峯岳司(福島)、伊藤敦信(山形)、山下智(新潟)、山上伸一(石川)

    本部 多和田孝雄(会長)、野村修一(副会長)、佐藤定雄(副会長)、赤坂長右(副会長)、

       鈴木一郎(副会長)、宮野正美(副会長)、成田秀(専務理事)、鈴木政弘(総務理事)、

       田口洋(広報理事)、新美奏恵(広報理事)

内容:

 標記支部長会議が、前回開催から3年振りに新潟市にて開催されました。多和田執行部が発足して1年余が経過し、会長の3大方針「会員一人ひとりを大事にする事により、会員からも大切にされる同窓会作り」、「会員にメリットのある同窓会作り」、「強い同窓会作り」のもとに同窓会事業を執行してまいりました。各支部との連携強化を図り、直接ご意見をお聞きして今後の事業運営に反映するため、また歯学部においては18年度より実施されます「歯科医師臨床研修必修化」において協力型臨床研修施設として同窓生各位にご協力いただきたく今回のタイミングで開催の運びとなりました。会議冒頭、多和田会長は昨年の義援金募集に際しての謝辞を述べられ、「被災会員にとって金銭的のみならず精神的に大きな支えになったこと、大学の独立行政法人化に伴い大学を支援すべく全学同窓会発足に向け準備が進んでいること、歯学部と当同窓会は現在極めて良好な関係にあること」旨挨拶がありました。続いて協議Tとして本会事業、協議Uとして歯科医師臨床研修必修化についての協議に移りました。

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協議Iでは(1)各種規約改正(本会会則、天災等被災に関する見舞規約、慶弔規約、都府県代表幹事設置)、(2)同窓会館(室)について、(3)遠隔地会員への同窓会サービスについて、(4)代診医相談窓口について、の説明がありました。その中で特に「全国の会員に平等に見舞事業、慶弔事業を行ないたいので、そのためには情報収集の全国ネットワークを充実させることが重要であり、是非協力頂きたい」(佐藤副会長)との強い要請がありました。支部からは「若手会員、勤務医の把握が難しい」(茨城、山形、福島)との報告がありました。

協議IIに先立ち、山田学部長より歯学部の現況説明として「口腔生命福祉学科設立に伴い、介護の現場で活躍できる歯科医師、歯科衛生士の養成を行なう、国際交流コースの大学院設置、デンタルスール構想」のお話がありました。宮崎副病院長より「外来来院数、病床稼働率共11国立大学中上位につけている、高度先進医療(4件)、特色ある外来で社会に貢献すると同時に優秀な歯科医師を排出するために卒前・卒後教育も重要な位置付けである」というご説明がありました。

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協議IIでは魚島教授より18年度からの歯科医師臨床研修必修化について詳細な説明を頂きました。その中で、協力型研修施設としてのメリット(厚労省認定研修施設となることの社会的ステータス、新卒者採用時の選択等)を挙げられ、協力型施設の確保、特に関東、新潟近県において同窓会各支部の協力が不可欠であることを強調されました。質疑応答の中で、協力型施設において研修医給与格差の問題、研修内容格差の問題等今後検討していくとのお答えがありました。

最後に、野村副会長より「同窓会事業、臨床研修事業共に各支部会員各位の協力なくしては成り立たないものなので是非ご理解、ご協力を頂きたい」との閉会の挨拶で会議を終了いたしました。その後の懇親会では、梶川幸良元会長、神田正一前会長にもご出席いただき、和やかな雰囲気の中、意見交換が行なわれ散会となりました。

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このたびの支部長会議開催にあたり、参加支部が少なく(全17支部中参加7支部)また協議時間が不足しましたことを反省点としまして、次回開催時には改善いたしたいと思います。

ご参加いただきました山田学部長、宮崎副病院長、魚島教授、支部長各位には大変ありがとうございました。