平成17年度同窓会総会を終えて −新執行部スタートによせて− 「気候も中身も穏やかだった平成17年度同窓会総会」 副会長 赤坂長右 日時:平成17年4月16日(土)午後4時30分〜 場所:歯学部2階大会議室 木蓮の真っ白な花やレンギョウの黄色い可憐な花が青空に鮮やかに映えて ・ ・ ・「新潟が一番いい季節」を迎えました。そして桜前線がまさに新潟の地に差しかかった4月16日、平成17年度同窓会総会が開催されました。 これまでは総会後に学術講演会が控えていることで十分な時間が確保できていませんでしたが、今回は余裕を持って協議できるようにと順番を入れ替え、夕刻からの開始となりました。 冒頭、多和田会長は挨拶の中で、就任時に掲げた以下の3つのスローガンを引き、就任してからの一年間をこう振り返りました。 1)会員一人一人を大切にすることで、会員からも大切にされる同窓会作り 〜会長挨拶から〜 まず、16年度は風水害や地震などの天災が度重なり、被災した同窓生の安否確認や見舞いなどの対応に追われた1年だった。すでにご案内のように同窓会の呼びかけによって多くの方から義援金が寄せられ分配できたことは、お互いが仲間を大切にしようという気持ちの表れと理解でき、「大切に ・ ・ ・」はある程度証明されたのではないかと自負している。次に会員にメリットを感じてもらうことは大変に難しいことで、十分になし得なかったと思っている。会費未納者の意見もキャッチできるような工夫をするなどして、会員のメリットを構築していきたい。最後に、様々な実績により大学内での発言力が増し大学との協力関係も強固になりつつある。同窓生が増えてきたことによるスケールメリットも出てきて、財務体質も徐々に改善している。今後も会員の皆様の絶大な協力を得て、同窓会の発展に寄与していきたい。 つづいて鈴木総務理事の議長の下で議事が粛々と進行しました。議事の詳細は議事録にゆずり、ここではその雰囲気をお伝えします。事前配布された議案書には、この一年間の事業執行実績が細大漏らさず記載されておりましたが、成田専務理事の要点のみの報告だけでもかなりの時間を要し、同窓会事業が多岐にわたって充実してきていると実感させるものでした。 一般会計をはじめとする16年度の各種決算および17年度事業計画が滞りなく承認され、いよいよ17年度予算案の審議です。名簿や会報の発行に伴う支払い執行が年度を跨いだことによる決算書や予算書の不備を指摘され、今後の改善を求められる場面もありましたが、理事会、評議会で綿密に諮られていたこともあり、さしたる質問もなくすんなりとご承認をいただきました。 また、17年度に一般会計から500万円が同窓会室準備積立金に繰り入れられることについて もご承認をいただきました。これまで同窓会室スペースの学内確保という可能性もわずかに残していたかに見えましたが、学部との定期協議会の場で山田学部長から不可能との回答がありました。これを受けて今後は何らかの形で同窓会室を学外に求めざるを得ない旨の会長の補足説明は出席者を納得させるものでした。 最後に、福利厚生部門が鋭意検討し、理事会や評議会の議を経てバージョンアップした「天災等被災に関する見舞規約(暫定)」と「慶弔規約(暫定)」が無事にご承認をいただき、今後一年間をかけて正式成立を図る旨の執行部説明がありました ところで話は変わりますが、国道116号線の拡幅工事のために移植を余儀なくされ、歯学部病院敷地から姿を消していたあの桜の大木はどうなったのでしょうか。ありました。ありました。総会終了後、連れ立って学校町の懇親会場へと向かうと、学校町通りに面した敷地すれすれに、1本、2本 ・ ・ ・4本の桜の木が整然と並んでいるではありませんか。それも今を盛りと満開の花を湛えて。全国の皆さん、本同窓会総会は毎年、こんな「新潟が一番いい季節」に開催されています。来年の総会こそ、新潟の春を満喫しにおいでくださいね。 |
|||